宮城県仙台市 カテドラール富沢
木造共同住宅の新基準を提案。 自由設計、オートロック・エントランス、 プライバシー&コミュニティ。


掲載日:2014.12.19

木造共同住宅の新基準を提案。自由設計、オートロック・エントランス、プライバシー&コミュニティ。

021

カテドラール富沢

宮城県仙台市太白区
富沢1丁目14-3

敷地面積 524.89㎡
構  造 木造2×4
階  数 地上3階建
棟・世帯数 1棟 12世帯
間取り

1LDK(33.69㎡、38.97㎡)

竣  工 2014年6月17日

太白区は、仙台市の南の玄関口となる仙台空港に近く、また地下鉄南北線・東北本線・東北自動車道などの交通の要衝でもあり、将来を見据えた副都心としての街づくりが進んでいます。仙台市住宅白書によると、市の平成20年における持家率は47.9%。世帯の型別に所有関係を見ると、持家率が高いのは、高齢者夫婦と65歳以上の高齢者がいる世帯で80%以上となっています。一方、借家は20代や30代の割合が多く約60%を占め、一人世帯が京都市、東京都区部、福岡市に次いで4番目の多さになっています。仙台市の借家規模は、平成15年と比較すると、市全体では持家・借家とも、ほぼ全面的に床面積が減少していますが、太白区については借家、持家共に面積が増加しているとなっています。カテドラール富沢は、こうした背景の下に企画建設されました。

オーナー様の目

20年前はまだ周りが田んぼや畑だった頃に、土地を買ってコンビニを始めたのです。するとアパートが建ち始めやがて街並みができあがりました。20年も経つと街も古くなるね、など話していたところ同級生でもある顧客から、この街を元気にしたいなら日本住宅でもっとクオリティの高い手本になるような賃貸事業をやればとすすめられまして。内覧会など見て歩いている時に、プロの目からは1Kが多いけれど少し広めでゆったり暮らせ、また女性なども安心して選べるものにして、太白区全体のイメージアップにもつながるのがいいなど話が進み、現在の形になりました。太白区はいままだ伸びているからみんな何とかやっているけど、人口減少社会になっても入居者がいなくならない賃貸住宅を考えなければなりません。ウチがそのきっかけになりますよ。

営業マンの目

当地 富沢地区は、仙台都市圏南部の広域拠点である長町地区に近接し、地下鉄富沢駅周辺の住宅地の整備とともに、良好な住環境を形成する地区として期待されていますが、賃貸市場として今後の発展を考えるうえでも、これからの居住品質といえる賃貸住宅を考えるべきエリアです。ファミリー向け賃貸が多く展開され、単身者向け賃貸が不足していることから間取りを1LDKとし、長期、かつ安定的な入居を確実にし、またオーナー様の利益の最大化を図れる木造2×4/3階建を提案し採用となりました。これは当社が得意とする自由設計ならではの企画であり、規格品だけの競合の誰にも真似のできないものだと自負しています。競合他社も建築していますが、いずれもファミリータイプで、将来的にその価値を維持できないのではないかと考えています。

マーケッターの目

当地は新興地区とはいえ、すでに区画整理が終了し宅地化が進んだエリアもあり築20年超えのアパートが多くあります。さすがに20年超えともなると需要もなく、これからはこれら宅地の再生が、当地全体の活性化を実現するうえで大きなポイントとなります。近隣の新興住宅街と差別化するには、すでにできあがっている住宅街をベースにしたハイ・クオリティなつくりとコミュニティの実現、これからの時代にふさわしい間取り、防犯セコムセキュリティやオートロック・エントランス、防犯カメラなど、従来にはない設備も必要になります。もちろん一人のオーナー様だけでできることではありません。近隣地主様とともに地域ぐるみで建替えを検討できれば、面白い街づくりが実現するのではないでしょうか。

設計者の目

カテドラール富沢には、当社の自由設計の技術が存分に生かされています。2×4工法の建物本体とS造の階段および開放廊下相互をマッチングさせ、木造で共用玄関オートロック、各戸玄関デジタルキーといった最新のつくりを実現しました。もちろん防犯カメラも設置しています。また、木造の優しさを生かしながら遮音性も配慮し、居室上下の天井構造を二重構造とした床遮音構造を採用しています。上階の床は防振フロアーで、硬質石膏ボードを用いた複合構造とし、下階天井は石膏ボードの増し張りによる複層化を行っています。外観は、白と黒を基調としたカラーリングとし、共用エントランスはリブ柄サイディングの袖壁と薄型の小庇で、シティ感覚にあふれた仕上がりを目指しました。木造建築はCO2の排出量がもっとも少なく、また施工性や設計の自由度にもすぐれています。少子高齢化、人口減少など、時代と社会は大きな変化の中にあります。日本住宅は、木造による賃貸住宅革新についても挑戦していきます。

設備概要

●TVモニター付インターホン
●デジタルキー
●ユニットバス(追い焚き機能付)
●浴室換気乾燥機
●シャンプードレッサー
●温水洗浄機つき水洗トイレ
●複層ガラス窓
●対面式システムキッチン
●エアコン(1台)
●24時間換気システム
●地上デジタル/BS・CS配線
●インターネット無料(光回線)
●防犯カメラ
●共用玄関セキュリティロック(SECOM)
●専用駐車場(9台分)

写真)外観 写真)外観 写真)外観 写真)オーナー:株式会社ヒノデ 代表取締役  熊澤 保雄 様・熊澤 満 様 写真)左:日本住宅 仙台支店 集合住宅課 課長代理 山影 拓馬  右:外観 写真)住宅設備 写真)内観 写真)内観 写真)内観 写真)住宅設備
図)敷地図・間取り図
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木造共同住宅の新基準を提案。自由設計、オートロック・エントランス、プライバシー&コミュニティ。
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敷地面積:524.89㎡
木造2×4 地上3階建 1棟 12世帯
宮城県仙台市 カテドラール富沢

カテドラール富沢

掲載日:2014.12.19

木造共同住宅の新基準を提案。
自由設計、オートロック・エントランス、
プライバシー&コミュニティ。

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敷地面積:524.89㎡
木造2×4 地上3階建 1棟 12世帯
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