山形県山形市 BOLTS Ⅴ(ボルツ5)

山形県山形市 BOLTS Ⅴ(ボルツ5)
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  • ビズハウジングニュース

コスパのデザイナーズ木造賃貸。
地域経済を支える人口流動インフラは 賃貸住宅で。

山形県は、人口増加率が-0.96%で、全国45位(国立社会保障・人口問題研究所 2015年)。法政大学発表の47都道府県の「幸福な県ランキング」では、19位。これは40のデータを「生活・家族部門」「労働・企業部門」「安全・安心部門」「医療・健康部門」に分け、社会経済統計を活用して、都道府県の幸福度ランキングを付けたものだそうです。また、経産省による「地域の暮らしやすさ指標の貨幣価値」によると、東北地方では山形市が第一位(利便性志向30代)となっています。持ち家率を見てみると山形県が75.5%で、山形市が60.3%。人口は山形市を中心とするエリアに集中しつつあります。県や市は、都市再生機構とともに2000年に定めた「山形新都市まちづくり計画」の下に「蔵王みはらしの丘」の開発を進めています。持ち家をベースとしたこれまで一軒の賃貸住宅もないこのエリアに、当物件ボルツⅤが誕生。大きな注目を浴びています。

物件概要

構造 木造2×4
地域 山形県山形市みはらしの丘1丁目2番地
階数 地上3階建
規模 1棟15世帯
敷地面積 1775.45㎡
間取り ■1階~3階(両角部屋)
2LDK(53.56㎡)
■1階~3階(中部屋)
1LDK(35.79㎡)
竣工 2015/05/15
設備概要
  • TVモニター付インターホン
  • デジタルキー
  • ユニットバス(追い焚き機能付)
  • 浴室換気乾燥機
  • シャンプードレッサー
  • 温水洗浄機つき水洗トイレ
  • Low-E複層ガラス (断熱タイプ)
  • 対面式システムキッチン (2口 IHクッキングヒーター付)
  • エアコン(各戸1台)
  • 24時間換気システム
  • 地上デジタル/BS配線
  • インターネット配線(使い放題)
  • 専用駐車場(28台分)
  • 駐輪場

オーナー様の目

私は20年以上、住宅関係にいましたが、人口減少時代の街づくりへの貢献と賃貸ビジネスの両立を考え、当該物件の実現に踏み切りました。この「みはらしの丘まちづくり計画」では、現在まで7000戸の建設予定のところ2600戸にとどまっています。中学校やスーパーなどの誘致が遅れていることも一因でしょうが、賃貸住宅が一軒もないのです。こんな利便性が高い地域なのに、そのうえ賃貸は人口流動を促しエリア経済の大きなパワーになるのに。そこで賃貸への注目をねらい、ペットと暮らせるをテーマに、足の洗い場や滑らず傷つきにくい床、すぐれた防音やユニークなデザインと仕上げ等コストアップにつながるすべてにチャレンジしました。これまで64世帯の賃貸を他メーカーで建ててきましたが、今回は、東日本エステートさんの推薦と熱心な営業、私のチャレンジに共感しビジネスとして組み立ててくれたという実践力を評価し日本住宅を選びました。

不動産会社の目

山を切り崩しての団地は、山形では始めてで、しかも賃貸住宅は市の中心部に集中。そんな中、一軒も賃貸住宅のない当地区で、賃貸住宅の良さを知って利用してもらい、エリア発展に貢献していきたいと、オーナー様の下へ日本住宅とともに営業を開始しました。日本住宅とはすでにつき合いがあり、信頼度が高く、また自由設計の強みがありどんな要求にも応えられると考えていました。4棟64世帯大手メーカーによる賃貸を経営されておられるオーナー様でしたが、初めての賃貸住宅進出エリアでの日本住宅の事業化プランの妥当性を高く評価いただきました。ペットと共生できるをテーマに、最大限の採算性で各種法規制をクリアし、木造3階建、デザイナーズデザインを実現。今後ともオーナー様とともに人口減少時代の賃貸住宅の建設と経済効果を追求していく予定です。

営業マンの目

みはらしの丘には、KDDIエボルバ、東和薬品など多くの企業が社屋を建築し、コストコなどのスーパーも進出。そんな中で賃貸住宅が1棟もなく、エリア機能を考えれば、転勤族やサラリーマンを対象にした賃貸住宅は不可欠であり、また継続的な入居が見込めます。山形市は、経産省の暮らしやすさランキング(利便性志向/30代)で東北地方No.1であり、デザイン性や快適性などをワンランクあげた単身向け、ファミリー向けの間取りを選択することにより、ライフスタイルに敏感な人をはじめ法人契約の需要を得てビジネスにできるということで企画立案しました。長年建築関係に勤めておられたオーナー様とともに、入居者目線でプランニング。オーナー様ご所有の賃貸住宅シリーズのブランドとしての価値向上を実現しています。