青森県八戸市 サービス付き住宅 しもなが
資産防衛から活用、分与へ。 高品質化で市場価値の経年劣化を防止。ライフステージに応じた 豊かなライフスタイルの提案。 ビズハウジングのノウハウによる 高齢者住宅。


掲載日:2013.3.1

ライフステージに応じた豊かなライフスタイルの提案。ビズハウジングのノウハウによる高齢者住宅。

EXTRA NEWS

サービス付き住宅 しもなが

青森県八戸市下長3丁目5-3

敷地面積 3,310㎡
延べ床面積 989.29㎡
構  造 木造在来工法
階  数 平屋
入居者定員 30名
竣  工 2012年8月27日

八戸市は、太平洋に臨む青森県南東部に位置する全国屈指の水産都市であり北東北の随一の工業都市でもあります。しかし現在の総人口24万5千人も減少傾向にあり、また2015年(平成27年)には、高齢者人口の急激な増加が予想されています。しかも総世帯数は増えつつある一方、高齢者のいる世帯の一般世帯総数に占める割合は2010年(平成22年)現在40.1%でさらに増加傾向にあります。「サービス付き住宅 しもなが」は、こうした増え続ける高齢者のライフステージに、より良質でコストパフォーマンスにすぐれた生活を提供することを目的に、ビズハウジングのノウハウを活用して建設されたものです。

サービス付き住宅 しもなが

「高齢者向けの賃貸住宅又は有料老人ホームに高齢者を入居させ、状況把握サービス、生活相談サービス等の高齢者が日常生活を営むため必要な福祉サービスを提供する事業を行う者は、都道府県知事の登録を受けることができることとする」という国土交通省・厚生労働省が所轄する「高齢者住まい法」の改正で登録された施設です。60歳以上の高齢者が対象で、バリアフリーで安全と快適な環境に配慮した施設に訪問介護や居宅介護支援事務所が併設され、常に安否確認や各種サービスが受けられ重度の入居者も高品質な生活を送ることができます。

設計コンセプト

日本住宅 八戸営業所 設計課
課長代理 原川 大岳(一級建築士)

開放性を重視し、各居室にプライベートテラスを設置して掃き出し窓を通じて中庭等とのつながり確保する

食堂・機能訓練室に面してのテラスも設置し中庭との連携を確保する

フェンスや塀は設置せずに、植栽のみで囲むことで閉塞感を排除する

複雑さを避け単純明快なプランとし、わかりやすい方向性をもたせることと、極力死角となる部分をつくらない

単調で長くなってしまった廊下は、トップライトによる自然光の取り入れでカバーする

暖房設備については、健康・安全面と維持管理のし易さを考慮し、床暖房・温水パネルヒーターを採用する

オーナー様の目

昭和52年から介護の仕事に携わり、多くの施設の立ち上げや事務長などを経験してきましたが、 もっと利用者のことを考えた施設が必要だと思い、平成17年に「デイサービスセンター やわた」を立ち上げました。通常、生ものはリスクが多いため用意されませんが、同所では市場に朝一にでかけ週一で提供できるようにし、また食事を選んで食べられるバイキング方式を採用。さらに、通常、男女時間交代制が多いお風呂は、男女別のお風呂を設けるとともに、熱い浴槽、温い浴槽の2つ用意するなど利用者のことを第一に考える新しい挑戦を行ってきました。
そんな中、既存のグループホームや有料老人ホームを見るにつけ、人生の最後をお迎えになる施設は、もっと束縛感がなく、快適であるべきだという思いにかられ、リスクを覚悟で、24時間365日体制の「サービス付き住宅 しもなが」を立ち上げました。これまでの多くは2階建、3階建で、利用者が外に出たくてもなかなか出にくく、ひどい場合には一生その階から出られない方もいらっしゃいます。そのため「しもなが」では、土地の面積も多く必要で費用もかさみますが、借地に平屋建とし、徘徊の人が夜間外に出てしまうなどのリスクを避けるためにセンサーを設置しつつ、入居者が自由に外に出たりできるように各部屋にテラスを設け、庭には遊歩道をつくり内外一体となる環境を実現しまました。
企画の実施に当たっては、地元業者と日本住宅の競合とし、価格は日本住宅の方が高かったけれども、入居者満足と事業の継続性とを両立できるデザイン提案であったことから日本住宅案の採用が決まりました。

営業マンの目

少子高齢化が進むこれからは、豊かに暮らせる終の棲家が必要になります。「サービス付き住宅 しもなが」は、そうした時代のニーズを先取りする施設です。既存の多くの施設は、山沿いなど郊外に多く見られますが、同所は、土地代は高くなりますが、入居者が近くのスーパーに出かけたりできる利便性など生活の質をとくに大切にています。日本住宅では、そんなニーズにお応えするために、入居者に強いる経済的負担を最小化し、提供する環境とサービスを最大化し、また事業を継続する利益を確保できるビズハウジングのノウハウを、企画、設計、施工の各段階で十分に活用しました。とくにコストパフォーマンスという点から、構造は、食堂・機能訓練室の大空間を実現するため、耐力壁を必要とする2×4ではなく在来工法としました。

写真)サービス付き住宅 しもなが 外観 写真)サービス付き住宅 しもなが 外観 写真)有限会社ベース 田沢一雄代表 写真)日本住宅 八戸営業所 集合住宅課 課長代理 外村建 写真)エントランス 写真)食堂・機能訓練室 写真)居室 写真)設備/内観 写真)トイレ 写真)リフト浴室 写真)一般浴室
図)敷地図・間取り図
ページ上部へ
ライフステージに応じた豊かなライフスタイルの提案。ビズハウジングのノウハウによる高齢者住宅。
EXTRA NEWS

敷地面積:3,310㎡
木造在来工法 平屋建
青森県八戸市 サービス付き住宅 しもなが

サービス付き住宅 しもなが 外観

掲載日:2013.3.1

ライフステージに応じた
豊かなライフスタイルの提案。
ビズハウジングのノウハウによる
高齢者住宅。

EXTRA NEWS

敷地面積:3,310㎡
木造在来工法 平屋建
青森県八戸市 サービス付き住宅 しもなが


賃貸住宅の詳細はこちら


NEWS & TOPICS お知らせ


VIEW MORE