ビズハウジングニュース18 埼玉県越谷市　リアンドアヴニール

埼玉県越谷市　リアンドアヴニール
女性目線で居住品質とエリア価値の向上。街の将来を考える賃貸住宅。

掲載日：2014.5.27

敷地面積	803.66㎡
構　　造	木造2×4
階　　数	地上2階建
棟・世帯数	1棟　10世帯
間取り	■1階：101、104、105号 1LDK（51.73㎡） ■1階：102、103号 1LDK（53.38㎡） ■2階：201～205号 2LDK（63.04㎡）
竣　　工	2014年4月11日

越谷市は埼玉県東南部にあり居住環境が整っていることと、都心へのアクセスに恵まれていることから、東京の理想的なベッドタウンと呼ばれています。平成22年の国勢調査によると東京区部への通勤率は27.9％にも達しています。そのためか、全世帯のうち39％がファミリー層、ついでディンクスが29.3％。そして30代が占める割合は17.1％で、全国水準と比べても高くなっています。リアンドアヴニールは、1973年に開業したターミナル駅のひとつ南越谷駅から徒歩8分にあり、周辺には公共施設・商業施設・病院等が整備されています。当物件は、家族形成期や発展期の若いライフステージを充実させるとともに、都心に通う家族をターゲットにし、この街をいつまでも若々しく保ち、発展を支えていくことを目標に企画されました。

ここには築28年になる上下20軒の1ルームのアパートがありまして、古くなったということで建て替えすることになりました。その際に、もともとアパートを建てたメーカーと大手メーカーと、不動産会社に紹介された日本住宅を、コンセプトとコストを元に比較したのですが、大手は要望を入れるとコストが高いし、デザインもお決まりで、提案内容をみると日本住宅が群を抜いていました。知らない会社でしたが、盛岡まで行って実際に建物を見て、これならお任せできると決断しました。入居者の満足ということで、女性や共働きの人が安心して暮らせるようにと洗濯物を部屋干ししたいとか防犯カメラがあればとか、入居者の目線で要望を出したのですが、想像以上の内容になりましたね。引き渡し前にほぼ埋まっているのですが、入居者の喜びの声が届くこれからがとっても楽しみです。

日本住宅とは、営業さんの飛び込みから始まりました。当社は、大手メーカーさんとかいくつものおつき合いがあるのですが、賃貸住宅の考え方とか将来とか話し込む内に意気投合した感じです。ここは立地に恵まれ、周辺環境もよく、前に建っていたアパートも空き部屋は少なかったのですが、私たち不動産業者としてもこの地域の価値向上を考えるという点で、日本住宅の提案に賛同し今回の企画内容になりました。自由設計の強みですね。高級感がある外観、女性目線での部屋づくり、角部屋が多いつくりといった3つのエレメントが揃っています。そして何よりこの地に腰を据えて暮らそうというファミリーの満足を得られます。賃貸事業として成功するモデルケースになると思いますね。

この地域は人気があるだけに、居住品質の高い賃貸住宅を実現できれば、エリア価値が向上するとともに継続的な発展が見込めるということから、セミファミリーとファミリータイプの間取りと設計設備の両立で事業性を確保するという選択を行いました。オーナー様とともに、女性目線から、広々としたリビングに人気の対面キッチン、サンルーム、ミラー付大収納下足箱、南欧風外観、ニッチカウンター等を設けました。また入居促進という観点からは、一般的なつくりでは角部屋4つになるところを、倍の8つにし、南入玄関で日当たりを確保しました。周辺には類を見ない外観も実現できたし、入居確保のノウハウを詰め込んだ物件であるため、不動産会社や競合他社にもインパクトを与えられたと思います。